うちの子で試す

ペットの遺影の写真の選び方と、家で作って飾るまでの手順

うちの子の肖像画をつくるなら、この内容をそのまま作れます(見本は無料)。

遺影に使う写真は、「顔が大きくはっきり写っていて、その子らしい表情の1枚」を選べば大きく外れません。きれいに撮れた写真よりも、家族が見て「この子だ」と思える写真のほうが、長く飾っていて落ち着きます。そのうえで、印刷したときに見栄えが落ちにくい条件がいくつかあります。

写真を選ぶときに見る5つのこと

1. 顔が大きく、ピントが合っているか

遺影は写真の一部を切り出して額に入れることが多く、顔が小さい写真を拡大すると、目のあたりがぼやけます。スマホで写真を拡大して、目と鼻の輪郭がくっきり見えるかを確かめてください。遠くから撮った全身の写真より、顔が画面の半分くらいを占める写真が向いています。

2. 明るさが足りているか

夜の室内で撮った写真は、画面では見えていても、紙にすると暗く沈みます。特に黒い毛の子は、顔の表情が分からなくなりがちです。昼に窓の近くや屋外で撮った写真を優先し、暗い写真しかないときは、スマホの写真の編集で明るさを少し上げてから印刷します。

3. 顔の向きと目線

正面か、少し斜めを向いた写真が飾りやすい形です。カメラのほうを見ている写真は、飾ったときに目が合うように感じられます。寝顔や遊んでいる横顔も、その子らしさが出ているなら十分に遺影になります。決まりはないので、家族で何枚か並べて選ぶのがいちばんです。

4. 背景がすっきりしているか

背景に家具や人が写り込んでいると、目がそちらに行きます。背景が無地に近い写真か、背景がぼけた写真を選ぶと、顔に目が行きます。切り抜きや背景の差し替えは手間がかかるので、まずは背景の少ない写真を探すほうが早いです。

5. いつごろの写真にするか

晩年の写真にするか、元気だったころの写真にするかは、家族によって分かれます。長く一緒に過ごした姿を残したいなら最近の写真、元気に走り回っていた姿を思い出したいなら若いころの写真です。1枚に決められないときは、大きい遺影を1枚と、小さいL判の写真を数枚というふうに分けて飾る方法もあります。

大きさと額の選び方

大きさ 紙の大きさ 向いている飾り方
L判 89×127mm 小さな写真立て、お骨のそば
2L判 127×178mm 棚の上の写真立て
A4 210×297mm 壁にかける、机の上に立てる額

置く場所に合わせて選ぶのがいちばんですが、迷ったら2L判かA4にすると、少し離れても顔が分かります。額は、写真の色を邪魔しない白・木目・黒の細い物が合わせやすいです。

家で作る手順

  1. 写真を選ぶ:上の5つを見ながら、候補を3枚ほどに絞ります。
  2. 顔が真ん中に来るように切る:スマホの写真の編集で、顔が中央に来るように切り取ります。上下の余白は、頭の上を少し空けるくらいが見やすい形です。
  3. 名前や日付を入れるか決める:写真だけで飾る家もあれば、名前・生まれた日・旅立った日を入れる家もあります。文字を入れるなら、写真の外の余白に入れると顔に重なりません。
  4. 印刷する:家のプリンターなら写真用の光沢紙を使います。コンビニのマルチコピー機では、L判・2L判の写真プリントや、A4のカラー印刷ができます(料金は下の出典を参照)。
  5. 額に入れて飾る:直射日光が当たる場所は色があせやすいので、窓から少し離した所に置きます。

写真を絵の雰囲気にして飾る方法

写真そのものより、少しやわらかい雰囲気で残したいときは、写真を絵のように加工して飾る方法もあります。うちの子の肖像画をつくるでは、写真を入れると油絵風・水彩風・イラスト風に加工し、額縁の絵と名前・生まれた日・ひとことを入れたA4のポスターにできます。ひとことの欄に「ありがとう 2026.10.1」のように旅立った日を入れれば、遺影として飾れます。いまの加工は写真に絵のような質感をのせる仕組みなので、構図や毛並みは元の写真のままです。写真選びは、上の5つがそのまま当てはまります。

写真は外に送らず、画面の中だけで加工します。見本は無料で作れるので、候補の写真を何枚か入れて、どれがいちばんその子らしく見えるか比べてみてください。

出典

読みもの